新刊の詳細情報です
2013年12月31日、コミックマーケット3日目(火曜日)
場所は 西ま27b テクノコスプレ研究会
『女装と思想 Vol. 2』
コミックマーケット85にて頒布 62頁 オフセット製本
(午前に売り切れた反省から、前回よりも多めに作りましたが、そこまで多くはありません… 実物はモノクロです)
目次
特別対談「表現者・研究者としての異性装 ――我が目線を自分に反転する行為――」
by 日本大学芸術学部文芸学科准教授アミッドP、国立大学教員くとの、あしやまひろこ
-文筆家、大学教員としてはもとより、アミッドスクリーン開発者として、一般(とくに初音ミク界隈)にも広く知られるアミッドP。実は女装との意外な接点があった。今明かされるアミッドPの創作の原点、それは女装と深く関わっていたのである。アミッドP曰く「やっぱり最近のネットスラング的に言うと“美少女になりたい人生だった”みたいな(笑)」。
「女装コスプレで就職内定した身として」「公開!これがひろこちゃんのESだ!」
-女装は就活の強みとなるのか? 上場企業の役員面接に女装コスプレで挑んだ本人が明かす、就活秘話。そして、初公開となるエントリーシートの数々。女装者もそうでなくても、就活生、ビジネスパーソン必見。
by あしやまひろこ(筑波大学)
対談「アート・自己表現と女装」
-アート、表現の場における女装の意味とは? 女装をいかに戦略的に使い、あるいはセルフプロデュースにつなげるか。女装する動機とは。
by 水の人美(性癖コレクター) × あしやまひろこ
「「男の娘」の虚構「女装少年」の現実」
-男の娘、女装少年は何が違うのか。これは虚構を描く作品だからこそ、むしろ問われる問題である。女装関係の作品に精通した解説。
by あおみかん(エンジニア)
対談「筑波大はなぜ女装の聖地となったのか?」
-日本三大女装大学の一つ(?)、筑波大学の歴史を紐解く。最近のTwitter文化はもとより、筑波の地理的、文化的背景を分析すると、都内の大学とはおそらくちがった特徴が見えてきた。
by あおみかん × くとの × あしやまひろこ
「「女装」とデコまんについての雑感」
-男性の手から女性自身を取り戻す営為。それは女装とは相反する行為なのかもしれない。
by ろくでなし子(デコまん作家、まんコラムニスト)
「装うことと作ること」
-クリエーションとしての装い、そして創作の思想。分化する前の状態へと、初源の世界へと還ることができなくても、「装い」「作る」ことによって、世界は本来の輝きを取り戻すに違いない。
by くとの(博士(文学)、某国立大学教員)
編集委員:あしやまひろこ(編集長)、寝声、くとの
また、おまけとしまして
・ひろこちゃんブロマイド 水着女装、ビキニ女装 だよ!
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・「モヤットスクリーン」、「天使の質量」その思想的背景及び、システム解説も頒布致します。
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