KOJINSHA PM1WX16SA(mbook m1) バッテリーセル交換方法

2013/2/16

かなり昔に購入した工人舎の超モバイルノートPM1WX16SA(mbook m1)のバッテリが干上がってしまっておりました。バッテリのガワを割ってみると、中にはリチウムイオンセルが入っていました。(Samsung製 18650 3.7V)


※これは技術者の友人からのアドバイスにもとづいて行ったものですが
真似される場合は、すべて自己責任でお願いします。


交換すれば行けるのでは?と思い、Twitterに書き込んだところ、ニコニコ技術部の @sonson1919 さん @s_osafune さんから交換のアドバイスを頂きました。また、師匠の @chthono 氏からも助言を頂きました。 更に、秋葉のラジオデパートの店員さん(確か3階にてリチウムイオンセルを販売していた店舗です)等にアドバイスを頂きました。アドバイス要点は…
1)みた限り、電池の残量確認のためのEEPROMがなさそうなので、そのまま交換可
2)セルのバラ付きがあるので、元々パッケージングされているものを分解した方が良い
3)基板に保護回路が内蔵されているため、保護回路内蔵のバッテリーは使ってはいけない。
4)タブ(電池に直接溶接された金属片、半田付けするための部分)つきが良い。高電流が流れる為、電池への直接の半田付は危険。スポット溶接したタブ必須。
5)18650は電圧が異なる物があり、元のPCが3.7V駆動なので、3.6Vのものを利用すると爆発の危険性がある。絶対に元の電圧(3.7V)を利用する。


秋葉原をぐるぐる探しました。セル自体は、三月兎とあきばお~にて、SANYOの高容量のものがありましたが、タブがついていませんでした。事前に調べていた駅前の真光無線さんにて、タブ付きのSamsung製の18650が販売されており、そちらを購入しました。ただし容量は2200mAhです。結局パッケージングされたものではなかったですが、真光無線さんが、それでも大丈夫だろうとおっしゃっていたので、そのとおりにやってみることに。


真光無線さんで購入したバッテリーはSamsung製18650、2200mAh 3.7V タブ付き 1個700円くらい。元々内蔵されていた電池もSamsung製なので結構安心ですね。





もとのバッテリーと外した基板





バッテリーを入れ替え、ハンダ付けします。もとの基板の中央部はハンダ吸い取りきで孔をあけます。そこにタブを差し込んでハンダ付け。差し込む時は、タブを三角形に切っておくといいです。
両端について、片側は古いタブの切れっ端で、もう片方は師匠からもらった銅箔で延長させました。




電池パックはキラキラしたシールで留めてみました!電源をつけると、復活!
青いキラキラテープがチャーミング!


と、セルの交換が完了しました。最初1%の残量でしたが、アダプタに繋ぐと充電も良い感じにできています。OSのアップデートを行い、軽量なウイルス対策ソフトと、ブラウザを導入して使えるようになりました! XPのサポートが終了したらLinuxにしようかなーなどと考えています。



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