皆様ご無沙汰しておりました。実に3年ぶりとなる『女装と思想』の新刊、Vol.10を発行することになりました。
今回は2年間にわたり取材をした内容をまとめたこともあり、過去最大ボリュームの82ページとなりました。是非お手に取ってお楽しみ下さい。お値段据え置き500円です。
今回の特集は「性と女装」です。
巻頭特別インタビューは、男の娘AV女優として有名な「ちびとりさん」から、来歴や思想についてお伺いしました。ちびとりさんの性自認は女性であり、ニューハーフとして「男の娘」や「女装男子」を演じている中での思いを述べられています。
特集インタビューでは、女装子とハプニングバーを愛するアライさんより、それに至った理由をお伺いしました。宗教的思想や、労働運動におけるリベラル思想の影響などの観点をお話頂きました。
催眠術師の夜鳥さんをお迎えし、女装子向けの催眠の実態と女装子が望む事の考察を頂きました。また、実際に編集長に催眠を掛ける事で、女装のクオリティが変化するのかの実験も行いました。
編集委員でもあるフォトグラファー・ライターのくまのん氏と、編集長の対談では、この10年間における女装の受容の変化を語りました。
編集委員でもある筑波大学人文学系助教のくとの氏のエッセイでは、時流の変化によってそのとき行われたことが「忘れられない」ためにどうしたらよいかを、女装でコロナ禍のオンライン授業を実施した経験から述べます。
既刊も少量持参します
場所は東5 ペ42b テクノコスプレ研究会 です。
コミケウェブカタログ掲載情報はこちら
https://webcatalog-free.circle.ms/Circle/16205545
くとの(筑波大学人文学系助教)
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